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カテゴリ:月刊「ナイトキングス」( 1 )


2010年 01月 24日

特集:高級娼館 PINK FLAMINGO

――都のバザール――
賑わうメインストリートを2,3本外れると、嘘のように人通りが少なくなり、妖しげな娼館通りが現れる。
そこには、都に別宅を持つ貴族はもちろんのこと、この店に来るためだけに都を訪れる金持ちや著名人がいると云われるほどの娼館がある。

『高級娼館 PINK FLAMINGO』

“ピンフラ”の愛称で親しまれるこの娼館は、美貌とトークとテクニックに長けた選りすぐりの女たちを揃える名店だ。
特に頂点に立つマダムフラミンゴは長年護り続けている美貌も然り、裏社会に精通している娼館通りのオーナーたちをも震え上がらせるトークで“娼館通りの女王”という異名をとっている。
冒険者が一人生活できるほどの広さを誇るウォークインクローゼットには常連たちの贈り物の中で特に高いものだけを収納しており、その総額は金貨1000枚をくだらないという。数度か窃盗の被害にあっているものの、被害総額はゼロ、窃盗犯は全員死亡という結末を迎えているようだ。


ピンクフラミンゴの店内に足を踏み入れると、まるで貴族の邸宅のようなホールが広がり、その先に薄暗い秘密めいたスペースが広がる。このスペースは待ち合わせ場所のようなところで、高級ホテルのフロントマンのように教育されたスタッフに指名したい女性を告げて呼び出してもらう。常連になると気に入りの女の部屋へ直接行くことが許されるという。
各部屋は、ありがちなベッドしか置かれていない小汚く狭い場所ではなく、広々としたバス付きのスイートルーム。なんとこのバス、凍土より取り寄せたお湯を入れると気泡が噴出すというジャグジー石を使ったもの。常連曰く、前年はSEAより取り寄せた虹色に光るネオン石を使ったネオンバスだったとのことで、1年に1度の思い切った大改装には「初めての客は常連へ。常連は一生常連。」と豪語するピンクフラミンゴならではの拘りが盛り込まれているようだ。

現在はマダムフラミンゴは一線を退いて、娼婦達の取り纏め役としてスリープの名が挙がっている。
外見はオカッパ頭の小生意気な小悪魔といったところ。ショコラという源氏名で店に出ることもある。
あのマダムフラミンゴに「若い頃のアタシに似ている」と云わせた若き責任者。
今後の活躍に期待したい。

【文:ボーン・クラッシュ】
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by bon-cla | 2010-01-24 20:25 | 月刊「ナイトキングス」